トライアングルのジャンルの《推理》 この小説はもう1つ結末を 推理、考察して貰いながら読んで貰う と、いうような楽しみ要素もありました。 皆さんも感じたであろう違和感と 伏線から結末をどのように推理すれば辿り着いたのか 回答を発表いたします 違和…
最後までご拝読頂きありがとうございます。 この作品は誰もが経験した事があるであろう 青春時代の甘く切ない恋愛模様。 不器用で叶わぬ恋を大スペクタルで描いてみました。 気付いて欲しかったのはこの作品の裏に隠された 梨緒の想い。 梨緒が訴えかけた "…
〜〜中学校入学。大人になるにつれ、3人の関係に、異変が起こる〜〜 《黒板の前でキリッとしたかっこいい面持ちで 何やら難しい方程式を書きながら説明する亮輔》 頭のよく、スポーツも出来る優等生な亮輔。 周りの信頼も厚く、リーダーシップを発揮する。 …
〜〜小学校入学。沢山の思い出を3人で作った〜〜 《梨緒の誕生日会。》 下には −−梨緒ちゃん6歳−− と、書かれている。 (手で間違った"5"と出している梨緒。 後ろでは何故かすでに鼻にクリームをつけた祐介が、指にクリームを付けて亮輔にもクリームを 付け…
アルバムを開く。 そこには梨緒の幼い頃からの写真(きおく) が記されていた。 《小さいピンクの服を着た赤ちゃんの写真》 下には −−7月7日 りおちゃんたんじょう!−− と、かわいい字で書かれている。 梨緒の生まれは愛知県名古屋市。 2400gの小さな女の子…
そして梨緒は亡くなった、、、。 完璧に故意ではない事故、、、。 誰が責められるわけでもない、、、。 しかし2人は自分を責めた。その数日後、、、2人は同じ夢を見た。 それは女神を倒す夢。 あの時、女神と出会い、能力を与えられ、 お互い傷付け合い、そ…
「、、、梨緒。、、、梨緒。」 救急車に乗せられた梨緒の姿に居てもたってもいられず、 「俺も連れてって下さい!」と、静止も振り切り 強引に乗り込んだ亮輔は 監督と共に"手術室"と、赤いランプの光る部屋の前の椅子に 前のめりで口の前で両手を結び、祈る…
三嶋家に入るとそこにはあの "得意げに笑う梨緒のかわいい笑顔"、、、 の写真。 それは黒縁の枠に包まれてている。 亮輔が部室に寄ったのは"現実を確認したかったからだった。 これが現実。 梨緒はもうこの世にはいない。きっかけはあの日、、、。 この物語…
小学1年生の時、初めて亮輔の家にゲーム機がやってきた。 "マリオカート"。 小学生低学年でも気軽に出来るゲームだ。 亮輔は始める前にじっくり説明書を独占して勉強をする。 しかし、祐介は説明書を読むのが面倒くさい。 「りょうすけ〜。はやくやろや〜。…
亮輔が再度思い出す。 次は小学2年生の頃。 パーン。ドンドン。 万国の旗や赤と白の飾りで賑やかに彩られた今日は運動会。 沢山の父兄や校舎中の生徒達が集まり「頑張れ〜!」 と、賑やかにお祭りのように騒ぐ。 そして次は小学2年生の"50m走"だ。 亮輔が真…
祐介も思い出す。 小学校3年生。その日地域の子供会でボーリングに行く事になった。 ガコーン! キャー!! 女子の黄色い声援の中心にいるのは亮輔。 すでに来る前から練習を重ねていた亮輔は スマートなフォームで ストライクやスペアーを何度か取っていく…
「キーッ!」 "野球部"と書いてある部室の扉を開く。 窓から朝日が差し込み、眩しさで目を細めながらも、しかめっ面で部室の中を覗く。 開かれた雑誌、脱ぎ捨てられた服、バットやグローブが乱雑に散らかったいつもの部屋。 その中央、背もたれもない物が積…
皆様。ここまで読んで頂きありがとうございます。 どこまでこの話の先が読めていたでしょうか? 亮輔の考え、女神の陰謀。 頭脳と頭脳のぶつかり合い。 その先に待つものとは、、、 ラスト1章!最後までお楽しみ下さい
そこには女神専用の小ぶりの宇宙船。 中には頬を大きく腫らした女神が操縦桿を握っていた。 「よかろう!お前たちの力は認めてやろう。」 さらに拍車がかかってボロボロの女神が いろんな痛みに耐えながら言う。 「しかし、これでさよならだ。」 ポチっと一…
女神が"部室棟"に到着する。そこには"サッカー部"などの木の表札が下げされたドアがいくつも並ぶコンテナのような小さい四角い建物が混在していた。「ど〜こ〜へ〜い〜った〜〜。」女神がその1つ目のコンテナに躊躇なくバズーカ砲を発射する。ドーーン!ドカ…
「貴〜様〜ら〜!!よくもやってくれたな〜〜!!」 平穏を切り裂くようにドスの効いた声がどこからかこだます。 2人はその聞き覚えのある声にムクッと身体をあげ、 「まさか!」とキョロキョロ辺りを見渡す。 どこから聞こえたのか!?広いグラウンドのどこ…
ドーーーン!ドーーーン! 立て続けに大きな爆発音が2回、3回、、、。 亮輔達はまだ生きている。 その音は街を破壊する音ではない。 レーザーが街に落ちたわけではない。 亮輔達が目を覆っていた腕をゆっくり開け、 つい今の今まで緑の光を蓄えていた母船を…
「女神様!報告です!侵入者2名!捕獲に成功しました!」 しばらくして女神に報告が入る。 やはり、イタチの最後っ屁。能力がない中での最後の足掻きだったであろう。 女神が抱えていた最後の不安が消え、安心する。 「ここに連れてまいれ!」 同時に未だ確…
ドーン! 大きな母線に小さな衝撃が走る。 「女神様!敵機、本艦に衝突したもようです!」 もちろんこれだけ大きな船だ。 たかが小さな戦闘機が衝突した所でそこまでの損害はない。 もうこれで何も出来るはずもない。 しかし、そう思いながらもその小さな脅…
モクモクとした煙が晴れた空にポツンと空いた空っぽの空間が宇宙船の集まる中央に空いている。その一番外側で陣取るリーダー格の宇宙人の宇宙船から笑い声が響く。「ハハハハ!、、、勝ったぞ〜!」それにつられるように、緊張で張り詰めていた宇宙人達にも…
四方八方、宇宙船全機に囲まれ逃げ場すらなく打ち込まれた戦闘機。先の先まで練られていた戦略に亮輔たちは散ってしまったのか、、、 リーダー格に勝つ術は?女神の母船を沈める術は? 残り、、、2章
宇宙人はレーザーを発射してすぐ 亮輔たちのマシンガンの弾が届く前にすぐ真下へ移動。 少し上部に被弾するも辛くも躱して切っていた。 その場の浮遊からの上下左右の移動。 飛行性能の差が歴然となる。 モクモクと亮輔の戦闘機のあげる煙。 その前後にはち…
「、、、。」 亮輔達の戦闘機があげる爆炎を眺めながら宇宙人も考えていた。 まるで"鷹"が獲物を捕らえるような、高速の縦移動に 優雅に空を舞う"燕"のような横移動。 そして、直進で向かってくる勇敢さで自分の機体に損傷を追わせた。 そのバリエーションの…
「お!?何か散りだしたぞ!」 母船の下に群がるように固まっていた宇宙船達が散り散りに逃げるように母船の下から離れていく。 母船のボディーはがら空き。 たまらず逃げたのか?何か作戦でもあるのか? しかし、どんな策を練られていようとも亮輔達には 考…
「何だ!?どうなった!?」 別の宇宙船の宇宙人が爆発した味方の機体を確認する。 しかし周りに敵の機体が存在しない。 「?」 レーダーを確認する。 敵機の印が自機の印と重なっているように見える。 「なんだこれ?」 レーダーがおかしくなったのか?と、…
時は現在。 ミサイルが直撃した戦闘機。 そう!その時!《『治す』→『直す』=『戦闘機へ』》で、壊れた戦闘機を直した亮輔と祐介は戦闘機で 女神の宇宙船へ向かったのだ。 「亮輔〜〜!!どうするんじゃ〜〜!!」 ミサイルが当たったところから煙を上げる…
時はその30分ほど前に遡る、、、。 「よし!やってやるよ!」 亮輔は女神の策略にはめられ、自分たちのせいで人類が 危機に直面している事を後悔するが、 梨緒の後押しでその責任を果たすべく施設の中で女神への報復を決意。 「梨緒!梨緒が防衛庁と繋がって…
「しかし暇ですね〜。」 宇宙人の一人がつぶやく。 「おお〜!騒ぎになっておる、騒ぎになっておる。」 女神は高台にある自分専用のパソコンのような機械で 地球の情報を調べていた。 パソコンの画面には"YAHOO!"の掲示板に女神のテレパシーに関しての憶測の…
空を埋め尽くす程の大型戦艦を相手に、亮輔達は2時間で勝つ術はあるのか? 残り3章
ーーーある日、私の父の元、つまり防衛庁にアメリカの国防総省から一本の連絡が入るの。それが事の始まりだった、、、ーーー 近年、アメリカの国内で人や、物体の喪失事件が相次いでいた。 FBIが調査に乗り出すと、その事件の起きている周辺で未確認の浮…